都市の魅力を高めるサービスイノベーション
現在、国内の主要課題として取り組まれる都市の国際競争力強化や地方創生においては、これまで以上に暮らしの質や働く人々の環境の向上といった、ソフト面を含めた対応が求められるようになっています。ここで重要となるものが、ユーザーの視点から都市・地域をより活動しやすく、魅力的にするためのサービスのあり方を考え実現していくこと、つまり、サービスのイノベーションです。ハード面の整備に対して、付帯的に扱われてきたサービスを、都市をマネジメントする上での主要項目と位置づけてイノベートしていくためには、技術開発に加えて、都市・地域におけるサービスのあり方を議論しながら、共通認識を形成し、都市において広く実践していくための場づくりも重要となります。
今回講師にお招きする仲條氏は、グーグル株式会社において、様々なサービスイノベーションをマネジメントする立場で活動されており、イノベーションのための環境として、多様性の確保や人材育成、場づくりの重要性を指摘されています。また、都市のマネジメントについては、大丸有エリアマネジメント協会の理事を務められるなど、まちづくりの現場でも活躍をされています。
仲條氏から都市におけるサービスイノベーションに向けての課題や最新の取り組みについて話題提供して頂きます。ユーザーの視点から、魅力ある都市、使いやすい都市をどう実現するか、参加者の皆さんと考える機会となることを期待しています。
講師:仲條亮子(グーグル株式会社 執行役員)
早稲田大学政治経済学部政治学科卒業。米国シカゴ大学ブースビジネス スクール MBA。米国ハーバードビジネス スクール Advanced Management Program 卒業。ブルームバーグ社の日本市場戦略策定責任者、在日副代表等を経て、2013 年4 月から現職にて、不動産、金融、テクノロジー、テレコミュニケーション業界部門を統括。 |
2014年12月2日[火](開場18 : 10/ 開演18 : 30)
日本ビル6F「TIP*S/ 3×3Labo」(千代田区大手町2-6-2 日本ビル6F 662 区)
■主 催:公益社団法人 日本都市計画学会 |
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