公益社団法人日本都市計画学会 九州支部

支部長挨拶

 


ご挨拶

 公益社団法人日本都市計画学会九州支部の支部長を仰せつかりました内田でございます。支部長就任に際し、一言ご挨拶申し上げます。

 日本都市計画学会は、都市計画に関する学術の進歩普及と都市計画の進展、及び都市計画に係る専門家の資質向上を図り、学術・文化・社会の発展に寄与することを目的として設立された学会です。九州支部は、1992年5月に設立され、九州・沖縄8県に所属する個人会員(正会員、名誉会員、学生会員)282名、賛助会員13団体(2024年6月時点)で構成されております。

 私は初代支部長の光吉先生から数えて第15代の支部長となります。歴代の支部長の名に恥じぬよう、皆様のご協力を頂きながら支部長の役をしっかりと努めて参る所存でございます。
 
 現在、都市は様々な課題を抱えております。特に九州・沖縄においては一部の自治体を除いてほとんどの地域において人口減少・少子高齢化が加速化しています。人口が増加し、市街地が拡大していた時代とは違い、多くの都市において人口減少時代に即したコンパクトな都市づくりが求められています。また、九州・沖縄は毎年のように自然災害に見舞われている地域でもあります。今後予測される南海トラフ地震での津波被害想定区域も多く抱えています。市民が平穏に過ごせるために強靭で安全安心な都市づくりが求められていると言えます。

 このような社会情勢の中で、九州支部の会員が行う様々な活動は、地域の皆様に対する社会貢献活動であることを常に意識しつつ、九州の都市計画の更なる発展のために学会をあげて取り組んでいく所存でございます。今後とも本支部へのご支援、ご指導を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

2024年6月
公益社団法人日本都市計画学会
九州支部長 内田 晃



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