日本都市計画学会中部支部
2025年度公開シンポジウムを開催します!
「地域公共交通のアップデート」
~人材・資源・連携・ICTによる計画の実質化~
少子高齢化や人口減少が急速に進む中で、地域公共交通は安心安全で持続可能な社会基盤としての再構築が急務となっています。本シンポジウムでは、「計画はあるが、実行に移せない」「より現実的な計画づくりをしたい」といった各地の課題や要望を踏まえ、計画の“実質化”をいかに進めるかに焦点を当てます。キーワードは「人材」「資源」「連携」「ICT」です。地域の実情に精通した人材の育成・確保、限られた財源やデータの活用、多種多様な主体による協働体制の構築、さらにデジタル技術の導入による効率化や見える化が重要です。これらの要素がどのように組み合わさり、計画を現場で機能させていくのかを具体的な事例やアプローチを交えて議論し、地域公共交通の未来に向けた実践的なヒントを探ります。
【開催日時・開催方法】2025年7月8日(火)14:30〜17:10
対面:名古屋都市センター(定員100名)(愛知県名古屋市中区金山町1丁目1-1)
定員超過による連絡がなければ、会場へお越しください。
オンライン:オンラインのURLは参加申込時のメールアドレス宛に後日ご連絡いたします。
【プログラム】
14:30-14:35 開会挨拶 秀島 栄三 (日本都市計画学会中部支部 支部長/名古屋工業大学 教授)
14:35-14:40 趣旨説明 川本 義海 (公共交通研究小委員会 委員長/福井大学 教授)
14:40-15:30 基調講演 「地域公共交通計画のアップデートに向けて」
江川 晃平 氏 (国土交通省中部運輸局交通政策部交通企画課 課長)
15:30-15:40 休 憩
15:40-17:05 パネルディスカッション
「地域公共交通計画のアップデートと実質化に向けて 〜人材・資源・連携・ICTをどう確保し生かしていくか〜」
〈モデレータ〉
樋口 恵一 氏(大同大学都市空間インフラ専攻 准教授)
〈パネリスト〉
江川 晃平 氏 (国土交通省中部運輸局交通政策部交通企画課 課長)
富田 昌樹 氏 (長久手市役所企画政策課 係長)
猪井 博登 氏 (富山大学都市デザイン学部 准教授)
杉江 稔 氏 (日本工営都市空間(株)都市交通部 課長)
山﨑 基浩 氏 ((公財)豊田都市交通研究所研究部 部長)
17:05-17:10 閉会挨拶
【参加費】無料
【申し込み締め切り】2025年7月2日(水)