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第158回まちづくり懇話会(ハイブリッド)開催のご案内

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都市は、人口、土地利用、交通、自然条件など、多様な要素が相互に影響し合いながら形成されます。これらのデータを整理し、視覚的に表現することで、都市の構造や変化の傾向を誰もが直感的に理解し、共有できるようになります。

日本都市計画学会では、都市構造評価特別委員会を2016年に設置し、「都市構造可視化計画」に関する様々な活動を展開して参りました。

今回のまちづくり懇話会では、「都市構造可視化」に関する具体的な活用事例や、可視化の基礎となる統計データの活用方法、さらに都市構造可視化技術を活用したサービス展開についてご紹介頂きます。

都市構造の可視化は、福祉・教育・防災・交通・経済など、様々な分野の意思決定を支える基盤となります。こうした可視化の可能性について、都市計画・まちづくりに関わる皆様とともに議論を深め、今後のまちづくりへの活用方法を探ります。是非、ご参加ください。

※別途、ワークショップ形式の研修も企画しております。合わせて受講することで可視化技術の実践的な活用方法を学べる機会となります。詳細は、追ってHPでご案内致します。


データとコミュニケーションによるまちづくり
―都市構造可視化

2025年5月12日[月] 18:00~20:00

■主 催:公益社団法人 日本都市計画学会

■開催方法:ハイブリッド開催
[会場参加] 日本都市計画学会事務局 会議室 [東京都千代田区一番町10 一番町ウエストビル6階](定員20名、先着順)
[オンライン参加] ZOOMウェビナーによるLive配信(定員300名)
※接続方法などにつきましては申込み頂いた方に別途お伝えいたします。

■参加費:会員 1,650 円/ 非会員 3,300円/ 学生550 円(税込)
※見逃し配信を致します。当日、ご都合により参加頂けない場合でも、後日視聴頂けます(ご利用には事前参加申し込みが必要です)。

■お申込み方法:Peatixサイトよりお申込み・参加費のお支払いをお願い致します。
※お申込みにはPeatixの会員登録が必要となります。
※チケットはお一人様につき1枚をお申込みください。お一人のお申し込みで複数人での視聴や、参加用URLのシェア等はご遠慮ください。
※請求書でのお支払いを希望される場合や、5名以上のまとめてのお申込み等については下記までお問合せください。
※領収データ(インボイス制度対応)は、Peatixにサイトよりダウンロードをお願い致します。
■CPDについて:本イベントは都市計画CPD認定プログラムです。受講証明書は「会場参加」または「Live視聴」、「オンデマンド視聴(見逃し配信)」を明記し、発行します。なお、「見逃し配信」による視聴については、都市計画CPDの単位付与は事務局では行いません。ご自身でご登録下さい。

■お問い合わせ:
日本都市計画学会 まちづくり懇話会係
TEL 03-3261-5407/E-Mail cpij-conwakai[at]cpij.or.jp
 ※[at]は@に置き換えて下さい

講師と講演概要

講師:公益社団法人日本都市計画学会 都市構造評価特別委員会
   橋本信幸・赤星健太郎・小坂知義 ・石井儀光(予定)

講演概要:都市構造可視化の活用事例を紹介し、人口、産業、就業、商業、公共交通の利用状況など、さまざまな可視化が、国土政策、都市政策、地域政策、防災、空き家対策など、幅広い分野でどのように活用されてきたのか、その実践的な事例をもとにイメージを共有します。
続いて、こうした可視化の基礎となる統計データの取り扱いについても言及します。国勢調査、経済センサスなどの統計データが持つ特徴や制約を踏まえつつ、地理空間情報との組み合わせによって都市課題の解決に資する可視化事例を紹介し、都市計画の専門的な知見と、信頼性の高い統計に基づく取組であることを理解頂きます。
さらに、都市構造可視化の技術がもたらすサービス展開についてもご紹介します。可視化データを共有するウェブサイト、現場での活用ノウハウを伝える研修プログラム、さらには将来のまちづくりを担う子どもたちに向けた教育ツールなど、実用的かつ多様な応用が展開されています。