委員会委員会

委員長挨拶

事業委員長 就任のご挨拶

事業委員長 渡邉 浩司(国土交通省 大臣官房技術審議官(都市局担当))

 このたび、舟引敏明前委員長の後任として、事業委員長を仰せつかりました渡邉浩司です。

 事業委員会は、年1回の都市計画セミナー開催のほか、まちづくり懇話会・現地見学会等のイベントを適宜開催することを通じて、都市計画に関する最新の動向や現場の動きを会員や広く都市計画に関心をもっている方々に伝えることにより、会員の都市計画研究活動を支援するとともに、実務に携わっている方々と研究に携わっている会員の皆様とが交流する場を生み出し、研究と実務の連携を深め我が国の都市計画の発展につなげていくことを目的としています。

 このため、事業委員会には、大学の研究者、行政担当者、民間の建設会社、デベロッパー、コンサルタントの皆様にご参加いただき、幅広い観点から各種事業の企画立案を行っています。

 私自身は、1985年に旧建設省に入省し、主に都市計画関係の仕事に携わってきました。

 現在は、国土交通省都市局市街地整備課長として、区画整理や再開発、都市再生整備計画事業(旧まちづくり交付金)などの業務に携わっています。また、これまでJR東日本への官民交流派遣や、豊島区、福岡県等への出向など、民間企業や現場に近い自治体でのまちづくりも経験してきました。事業委員会には2010年から2012年にかけて2年間、委員として出席しておりましたが、それ以来ということになります。

 こうした経験を通じて、都市計画は現場が根幹であること、現場に対応しそれをもとに制度を構築して、また広く現場に適用していくのが都市計画の実務として重要であることを認識しました。そして、それらを研究し理論を構築するのが学術であり、構築した理論が制度構築や現場対応の実務に適用されることで都市計画が発展し、人間中心で持続可能な社会が実現すると考えています。

 他方、我が国が人口増加から人口減少に転じ、これまでの都市計画の理論や制度がうまく機能しなくなる中で、突破口を開くようにまちづくりの現場が大きく変わってきていることも感じます。さらに、新型コロナウイルスにより、都市のあり方そのものが大きく変わるかもしれない時代において、学術と実務の連携はますます重要になると思います。産官学が連携して、最先端の話題や事例に触れ、議論する機会があることは大変重要なことであり、事業委員会の果たすべき役割は大きいと感じています。

 現段階では、見学会等も延期され、今後の開催等の見通しもまだ不透明な状況ではありますが、委員の皆様のご協力のもと、事業委員会としての目的達成にふさわしいやり方を模索しながら取り組んでいきたいと思います。

 不慣れでご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、学術と実務の連携に微力ながらお役に立てればと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

(2020年7月30日公開)

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