事業委員会
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第155回まちづくり懇話会(ハイブリッド)開催のご案内
札幌市のリーディングプロジェクト「新さっぽろ」の再構築 ~再生の構想、民間活力による実現~
新さっぽろは、JRと地下鉄などが乗り入れる交通結節点であり、札幌市の副都心として1970年代から公共施設や商業施設の集積が行われてきた核となる拠点です。その新さっぽろの再構築を目指し、駅前の市営住宅跡地について、民間事業者から幅広い開発提案を募り、官民協働のまちづくりを進めてきたところです。
大和ハウス工業株式会社を代表事業者とした提案が最優秀案となり、「商業、ホテル、予防医療・地域医療、タワーマンション、子育て、産学連携、教育の7つの成長エンジン」をコンセプトとする事業がスタートしました。G街区に大学や専門学校などの教育施設、I街区に医療施設4棟、分譲マンション、ホテル、商業施設、共用駐車場を開発し、コンパクト&スマートシティをめざした駅前拠点再生のモデルとなりうる大規模複合プロジェクトです。「マールク新さっぽろ」という名称が決まり2023年12月に全ての施設が完成し、まちびらきを迎えました。またエリアマネジメント組織を立ち上げ、地域連携型の賑わい創出や共用部の美化事業などパブリックスペースを活かしたまちづくりを行い、ガスコジェネのエネルギーセンターではAIを活用したCEMSにより、低炭素でサステナブルなまちづくりを目指しています。
本懇話会では、札幌市まちづくり政策局都市計画部事業推進課計画係長の桑山英延氏と、大和ハウス工業株式会社北海道支店マンション営業所用地企画課上席主任の荒田隆之氏をお招きして、開発の背景やねらい、開発プロジェクト「マールク新さっぽろ」における事業コンセプトや開発手法、エリアマネジメントなど、行政と開発事業者それぞれの立場からお話を伺い、官民連携の開発事業推進、ウォーカブルでサステナブルなまちづくりの実現についてディスカッションをします。
皆様、是非ご参加ください。
2024年3月15日[金] 18:00~20:00 ■主 催:公益社団法人 日本都市計画学会 |
講師ご紹介
桑山 英延 氏 |
荒田 隆之 氏 |